クラシックギターのチューニングは複数の方法をマスターしよう

クラシックギターのチューニングはそんなに難しいものではありません。やらず嫌いな人は多いかも、ですね。

そこで今回は、「おっしゃ、出来た!チューニングばっちりィ~♪」を実現していただくべく、チューニングあれこれについて語るのココロ、でお届け致します。

それではイッてみよう~♪

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チューナーを使えば誰でもほぼ100%の制度でチューニングできちゃう

とーっても便利なチューナーを紹介します。

クリップ式チューナー

はい、こちら。最大便利なクリップ式のチューナーです。
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クリップでネックを挟んで、それぞれの弦を締めたり緩めたりするだけで、音が合ってるかどうかを表示してくれる便利ツールです。
何人かでまとめ買いすると安くなるみたいですよ。

 

このクリップ型チューナーで、6弦E(ミ)をチューニングしてみた画像です。

低い

ちょ低い

高過ぎ晋作

ちょ高い

中央に揃ったらオッケー

ドンピシャ!

これが背面。人差し指と親指で電源をつまんでオンオフして使います。

クリップ式チューナー背面 外の雑音を拾わないのも良いと思います。

私はほとんどデメリットを感じたことがありません。もうね出先で使うならコレですよ。
軽いし、場所取らないし、黙~って一生懸命チューニングしてくれるので、かわいくて仕方がありませぬ。

 

自宅用チューナーはコレ

ちなみに自宅ではこんなのを使っています。

家で使う用チューナークリップ式の軽快便利さを知ったら、自宅専用に落ち着きました。

 

音叉を使ったアナログっぽいチューニングは音感が養われる

これが音叉です。
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膝や机などにコンと叩いてギターのボディーに当てると「キィーン」という耳鳴りのような音が出ます。
この音が5弦5フレットのハーモニクスの音と同じになっています。

こちらの動画が参考になります。

 

1:30 以降は興味があれば挑戦してみると良いでしょう。

音叉は、膝、机など、傷が付かないようなある程度柔らかい物を叩いて音を出します。
5弦がチューニングの基本になります。

5弦が出来たら、
6弦→4弦→3弦→2弦→1弦、の順にチューニングします。

 

5弦以外をチューニングする

5弦の音はA(ラ)になります。

 5弦以外のチューニング
6弦の5フレットの音A(ラ) = 5弦の開放の音A(ラ)
5弦の5フレットの音D(レ) = 4弦の開放の音D(レ)
4弦の5フレットの音B(ソ) = 3弦の開放の音G(ソ)
3弦の4フレットの音G(シ) = 2弦の開放の音B(シ)
2弦の5フレットの音E(ミ) = 1弦の開放の音E(ミ)

チューニングが終了すると、
6弦E(ミ)、5弦A(ラ)、4弦D(レ)、3弦G(ソ)、2弦B(シ)、1弦E(ミ)
という音になります。これがクラシックギターの開放弦の標準の音になります。

 

チューニングを自分の音感でバッチリやるために、同じ音の連続はどんな響きなのかを確認してみよう

最初の、
6弦の5フレットの音A(ラ) = 5弦の開放の音A(ラ)
をやる時に、

5弦を2回弾いて、同じ音を2回弾くとどんな響きなのかを確認してみましょう。
何事も慣れであります。耳を音に鳴らしていきましょう。

チューニングを自分の音感でバッチリやるために、メロディーを弾いてみる

チューニングが終了した時点で、何でも良いので、聞き慣れたメロディーを弾いてみて下さい。
あれれ~???
な音になっていたとしても気にしない。気にしない。これをくり返して慣れて行くのです。

私もそうでした。
アナタもそうなのだと思いますよ。

 

絶対音感?アハハですよ

「オレ、絶対音感じゃないからなぁー。」
はい、私もそうです。

そんなことを気にしても何の意味もありませんゼ。
自分の耳を慣らしていくんですよ。クドいですけど。。。

コップをフォークでチンって鳴らして、「F#だね」なんて言ってのけちゃう人がいますけど、本当気にしても意味ないですよ。

 

オリンピックの100mで新記録を出す選手もいれば、
県大会の100m記録を持ってる選手もいる。

どうです、これ。
比較って意味ないと思いませんか?

 

ある程度までは人は順応するように出来てるんです。そこをストンと腑に落として、完璧を求め過ぎずに先へと進みましょう。

 

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ハーモニクスを利用したややレベルの高いチューニング

こちらの動画を参考にしてくださいね。

 

倍音と言う言葉が出てきます。1オクターブ違う音の事です。

倍音がズレてるとワァ~ンワァ~ンというように音が濁ります。この音の濁りがなくなるように調整していくのですが、この方法は、1人で室内にいるとか静かな状況じゃないと出来ないのが欠点です。

でも、このチューニングの方法は精度が高いし、出来るとなかなかカッコイイので、時間をかけながらモノにしてみて下さい。

 

まとめ

チューニングはついついチューナーに頼りがちです。
短時間にピタッと合わせてくれるので確かにチューナーは便利で楽なのですが、音感が鈍くなってしまう、という弱点があります。

なので、時には、音叉を使って自分の音感だけでチューニングする、ということも実践してください。音感が磨かれます。

チューナーなしでも調弦できるっていうのはギタリストとして当たり前なんだよ。
そんな意識を持ってた方が良いと思います。

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