
終活という言葉が嫌いなのは、活動を終わらせてしまうからです。
終わりの先には何もありません。だって、終わり、ですから。
この言葉、平成21年に週刊朝日が造ったのだそうですが、発想なさったお方はセンスの欠片もありませんな。
就活をもじって考え付いたっぽいですが、そんなイージーな発想力で我々シニア世代のこれからの人生を限定すんじゃねーッ!と私は声高に叫びたい! なんてね。
今回の記事はスピリチュアルが必然絡んできますので、そんな話が嫌いな方はどうぞここで閉じちゃってください。あ、ソレ!
・
・
・
・
・
・
・
・
ここまで来てくださった方、ありがとうございます。
では、今回のお題『終活は嫌い』について、いってみよー!
死ぬのは肉体、魂は永遠に生きる
私はそう信じています。そうです。信じています。
証明も出来ないし、実験して見せることも出来ません。だからこそ「信じる」というところに大きな意味があります。
自然は循環している
雨→水たまり→蒸発(気化)→雲→雨
自然は姿かたちを変えて循環しています。
肉体の終わり→魂→霊界→新しい肉体に魂が入る
これもただ自然の一部なのです。
肉体の死に向かっているのは間違いない
終活のイメージって、『人生に悔いを残さないように生きよう!』みたいな明るいもんでもないんだなぁ。
何だか暗くてさ、心がズンと重くなってきちゃうよ。
エンディングノートを書きましょう、とかあったりするんだよね。わかります。はい、伝えたいことは充分わかります。
でも、「エンディング」はオカシイでしょ! ね、だから、言葉を変えようよ。
言葉には魂が宿っている
言葉には魂があります。だから、言霊(ことだま)っていう言葉があります。
魂があるから、人は「言葉」で傷つくんですよ。口から出た言葉が耳から入って精神に作用するのは「魂」という力が宿っているからです。
キツいことを言われると、魂の波動が刀になって心をえぐってきます。
だから、ドキッ!とか、ズキン!ってなるんです。
同じ使うなら、心が軽くなってやる気が溢れてくるような言葉を使ったら良いですよね。
みんなハッピーになれます。
小中学生にそんな言葉遣いをちゃんと教えたら、自殺なんて悲しい出来事は確実に減らせます。
終活という言葉をどう変えるか?
漢字2個ということで考えてみましょう。
・悔いを残さないように肉体の人生でやりたい事をすべてやり抜く
・それは魂の世界へと昇って行くのだという意識で行う
この2点で考えると、私としては
昇活(しょうかつ)
としたいと思います。
元気に、という意味で「活」を選択。就活からの横滑り発想とは違いますよー!
加齢というのも変えたいんだけど、良いですか?
加齢 → 加齢臭
この連想が単純にイヤ。ネットで「加齢」で検索かけると「加齢臭」と「臭」が入ったのが上位に来やがります。
シニアは仕事に頑張り、家庭を守って、いろいろな体験しながら社会に貢献しつつ年齢を重ねてきました。臭くなるために頑張って来たのではありません。
重ねてきた年齢に対してもっと敬意を表すべきだと思うのです。
そこで、私としては、
積齢(せきれい)
としたいと思います。
ちなみに、私の母方の祖父(オジィ)はとても私を可愛がってくれました。
オジィは、オジィのニオイ(臭じゃないよ!)を貫禄と共に漂わせながら、夕方には台所の縁側で団扇をパタパタやっていました。オジィのニオイがすると子供心にもホッとしたものです。
ふんどしの横からちょろんの出玉をパタパタやっていたのは、イン○○○ムシだったのだと後々知るのであります。ブハ! もうオジィよぉ~♪
まとめ
言葉の乱れってとても気になります。
「○○さんって、彼女さんとかいたりするんですかぁ?」
こんな表現かなり苦手です。
これは自己防衛なんだと思う。彼女がいてもいなくても別に気にならないけど、距離を保ちながら、射程圏外から聞いてるんだと思います。本当はとても気にしてるんですけどね。
「ですよねー。」
何かアドバイスをしてやった後に若いヤツがこの短いフレーズを使うと、ちょいイラッときます。
このフレーズは相手の言葉尻のほぼ直後に使われる場合が多いです。
目上の相手の経験の上にあぐらをかき、更にその経験を乗っ取って自分の会話に利用してる。とってもそんな感じがするんでやんす。
「ですよねー。じゃ、これどうなんスか?」
この変形バージョンがきたら、私は会話を止めると思います。
「そうですよね。」
「そうですよね。じゃ。これはどうなんですか?」
この2つはオッケー。昔からあるしね。語尾は長めないですよ。
人間関係を保つ上で、言葉の使い方って本当に大切です。
以上、オジさんの言葉のウンチクでありました。
お付き合いありがとうございました! またねー!