指股裂き筋トレで中級クラシック・ギター・プレイヤーを目指そう
クラシック・ギタリストとして活躍している上級プレイヤーが「これだけはやっておいた方がイイ」と推薦する一冊です。
Pumping Nylon (スコット・テナント著)
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外国人が書いたクラシックギター教本の日本語訳版です。
翻訳がどうとかいう話もありますが、まぁそこは置いといて。。。
大事なのは中身ですからね。
やったこともないような指使いが結構あるのでイテテ!なレッスンもありますが、テクニックを鍛えるにはおすすめの指筋トレ本です。
話の切り口が合理的で面白い
以下が大きな見出しです。
- 左手について
- 右手について
- フラメンコ・テクニック
- 毎日のウォーム・アップ
- トレモロ
- スケールのコントロールとヴェロシティ
- アルペジオ
「なるほど、これが外国のギタリストの目線か」と納得させられることがたくさんありますよ。
左手のそれぞれの指への力のかかり方
右手の爪の形
なぜフラメンコのテクニックまで書いているのか
ちゃんと納得の説明があります。
例えば、「アルハンブラ宮殿の思い出」を細かいトレモロで弾きたいと思ったら、トレモロの項目を集中してやる。
そんな使い方をすると良いでしょうね。
基本の基本は日本人が書いた教本で
まったくの初心者さんにおススメの教本はこちらで紹介しています。
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中級、上級を目指すという方は、これにプラスして「パンピングナイロン」があると良いですね。
コレ全部やらんとイカんの?
なんて思っちゃうと気持ちの負担になっちゃうので、少~しずつ慣らしていきましょう。
エーッ!な指股裂きレベルの指使いも出てきますが、やっておいて損はないと思います。
これはアコギ山のどこまで登りたいのか、っていう部分にも関係してきますが、「トップまで登るに決まってるじゃん!」な方は座右の教本にして長く付き合って下さい。
実践すれば指の動きが軽快になります。
こちらも「継続」が大事ですよ。
表紙が似ているので、購入する時は間違えないように
表紙が色違いになっているので間違える可能性あり。
以下はCD付きの練習曲集です。
本テキストと間違えないように、タイトルを確認してくださいね。
本テキストにプラスアルファで購入するのは良いと思います。
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パンピングナイロンを進める上での注意
早く全部潰しちゃおう!なんて考えないで、
自分の時間と指と相談しながらじっくり取り組んでください。
出来れば、出来れば!
途中で投げ出さないで徐々に制覇していって下さいね。
やり始めは指が拒否するかも知れませんが、継続練習で乗り切って粘り勝って下さい。
何も考えずに淡々と無心で進むのが一番良いです。
考えると止まっちゃいますから。
ナイロン弦を筋トレパンピングして楽しく(出来たらイイよね!)テクニックを極めて行きましょう♪