長渕剛といえば超実力派にして、超息の長いフォークシンガーですよね。
俳優という顔もありますね。
まぁ、とにかく多才な方であります。
これだけ長く第一線でやっているので、ベスト盤もたくさん出しています。
数あるベスト盤ですが、長渕剛は3回くらい変身してるので、どの時代に長渕を知ったか、それによっても好みが分かれるようです。
今回は、イチオシの長渕剛のベストアルバムはどれ?について書いてみました。
ずっと長渕剛なのである
長渕剛の3変化
デビュー~青年期
この頃はいたって普通の若者です。
突っ張ってる感はありますが、普通のオニイちゃんです。
ドラマに出ることが多くなる
俳優・長渕剛の誕生です。
激しい、やさぐれ、そんなイメージが加わります。声質も意図的につぶして変えていきます。
この頃のヒット曲の代表と言えば『とんぼ』を挙げる人が多いんじゃないでしょうか。
ムキムキ長渕剛
この状態が現在まで続いていますね。
筋肉をつけたのは、60代になってもパフォーマンスが衰えないように、というのが理由なのだそうです。
人は変わる、長渕剛だって変わるのだ
だみ声になり、
ムキムキになった。
彼の場合は意図的に変えています。
方向を定めて、自分の狙い通りに変えている感じもしますね。やると決めたらやる、そんな意志の強さが感じられます。
そんなストイックさがたまらない!というファンもきっと多いことでしょう。
3変化のどこで長渕剛と出会ったかで好みが分かれる
普通の青年時代の頃の曲が一番イイ
この時代の長渕剛の声は透き通っていて、ハイトーンまで真っすぐ伸びる声が最高でした。
この時代の名曲を収めたアルバムがこれ。
[amazonjs asin="B00005GIEE" locale="JP" title="長渕 剛 1978年~1981年"]
1. 夏の恋人
2. 涙のセレナーデ
3. 春待気流
4. 決心
5. クレイジー・ボーイ
6. 恋のランデブー
7. 俺らの家まで(’92TOKYOドーム・ライヴ・ヴァージョン)
8. 乾杯
9. 順子
10. ヒロイン
11. 素顔
12. 祈り
13. Da!Da!Da!
14. 巡恋歌
15. 逆流
16. さようならの唄
これが長渕剛だ!
そんな究極の1枚です。私にはこれしかありません。
中期以降は抵抗あり
初期の長渕の声が刷り込まれたので、その後の変身長渕はどうも受け入れ難く、つぶれた声で妙なクセをつけて歌う『乾杯』などは、初期の乾杯とは別物に感じます。
人は変わるものだからね、それは仕方がない。
本人だって変わりたかったから変わったのだ。
音源が手に入るだけでも幸せだと思わなくてはね。
願わくば、初期の長渕をソックリ真似て完璧に歌ってくれる、物まねの達人が現れてくれないだろうか。
シニアファンが拍手喝采で迎えるだろうから絶対食っていけると思うよ。