2万円でお釣りがくるギーターセットというのがあります。もっと安いと1万円ちょっとくらいっていうのもありますね。
私はそのテのギターセットは買ったことがありません。
ナゼか?
怖くて買えないんです。確実に落とし穴が待ってる1本道を歩いて行くようで。。。
激安ギターセットのレビューはなかなかの高評価なんだが、、、
レビューを読んでみると、レビューを書いているのは初心者さんが多い感じです。50の手習いに買ったけど十分満足してるとか、中学生の息子に買ったら嬉しそうに弾いているとか、みなさん喜んでる感じです。
格安ですべて揃うので、これからギターを始める人にとってはお得感満載で嬉しいと思います。
が、が、時間が経つにつれて知りたくなかったことが現れてきたりするんです。水を差すようですが、それが激安ギターセットではないかと思うのです。
時間差でボロが出たりする
チューニングがなかなか合わないとか、ガーン!
ネックが反ってきちゃったとか、ガーン!
というのが商品が届いてから発覚!
っていうパターンがあったりします。
チューニングが出来なければ弾いてて不快だし、ネック反っちゃったらもうギターを弾くどころではありません。
作られるように、激安セット用の生産ラインがあるとしか思えません。
落とし穴にハマることを前提に激安ギターセットを買うのはちょっと待った!と言わせてください。
安いギターは弾きづらい
1万円くらいの別のギターで体験したことですが、ゴリゴリな感じで弾きにくいんです。持った時にタッチが良くないし、弦高が弦ごとに違ってたりして、弾く気が蒸発しちゃったのを覚えています。
安かろう悪かろうっていうのはギターに関してはアリですよ。
初心者がギターを購入する時の値段は?
50代のアコギ初心者なら5万円程度はかけてほしいところです。といってもこの数字は、これくらいの値段のギターだったら弾き続けていける、というレベルです。
どこまで弾けるようになれるかというのは未知数なので、まずは5万円程度のギターを買って、レベルアップ出来て欲が出てきたら次のギターを購入する、という流れが順当でありましょう。
どこまで弾けるようになれるか、について
練習さえキッチリこなせたら、けっこうな割合である程度のレベルになれると思います。
「ずっと続ける」
もう本当にこれに尽きます。
どこまで上手になれるかは、才能よりも考え方が大きいんじゃないかと。出来ると思えたら出来るものです。
ただ、時間はかかったりします。ここは個人差になります。だから、「ずっと続ける」って大事なんですね。
練習を重ねるほどに自分の苦手なところも見えて来るし、得意にできそうな部分もわかってきます。得意なところを楽しんで弾きながら、苦手な部分に時間をかけて克服していきましょう。
不満を感じなければ激安セットでもオッケー
これも本当にそう。不満がなければそのまま弾き続けて下さい。
かなり小さい確率ですが、まれに当たりの激安ギターもあるみたいですよ。
すぐに必要な周辺ツールは
ギター購入と同時に揃えておきたいのが、
チューナー
カポタスト
クラシックギターなら、
足台
譜面台
が必要になります。
周辺ツールは激安セットにも入ってはいますが、内容はそれなりです。
ひとつずつしっかりしたのを購入しましょう。