年を取るのが怖い、というのを初めて感じたのは30歳前後だったのでは、と思います。
パニック障害や鬱病の傾向があったとかではなく、ただ漠然とした「怖い」でした。
なぜ30歳前後だったのか?
笑っちゃう理由ですが、「自分が30歳になるはずがない」という勝手な思い込みがあったのです。
30歳から先をイメージできないっていうのが、きっと怖い理由だったのでしょう。実際なってみるとどうってことはないんですけどね。。。
調べてみてわかったのですが、「自分が30歳になるはずがない」って思っちゃう人は現在もいっぱいいるみたいですね。
30歳って、分岐点と言うか、またひとつ大人になる節目なのかも知れません。
年を取るのが怖い、と感じる初期は20代半ば~アラサー世代あたりか?
ちょっと軽い系
いつかはオバさんになるんだなと思うと、人生に希望が持てなくなる
現実のオバさんが聞いたらムッとされちゃいそうですが、明るく楽しくたくましく生きてるオバさんは星の数ほどいます。
私はオジさんですが、自分が本物のオバさんになった時に「どうってことない」ってわかるでしょう。
マジメ系
昔は25歳って凄く大人に感じてたけど、今の自分は全く歳と中身が伴ってない
イメージしてた25歳がけっこう完成した感じだったんでしょうね。
「守礼の門ってもっとデカイかと思ったら、実物がちゃっちぃ!」みたいな感じかな。そういうことで悩んでるってことは、しっかり成長してる立派な25歳だと思いますよ。
未知の世界だから怖い系
年を取ったら何をすればいいんだろう
年を取ったら何かが大きく変わる訳ではなく、すべて現在の延長です。いろいろなことを勉強して、食べて飲んで遊んでれば、年齢に合った風格が備わって行くと思いますよ。
何か特別なことをしなくては!とか言うものではないと思います。シワとかほうれい線が何ちゃらとか、経年変化は現れますが、それは『人生を歩んでる証』です。ガッシ!と受け止めましょう!!
これはどうしようもない
両親が年をとるのが怖い…
これは誰もが通る道です。
膝が痛いと手術した母親が、杖を突いて、О脚になってしまった足で一生懸命歩こうとしてる姿、丸くなった背中、カアチャン小さくなったなぁ。昔はあんなに怖かったのに。。。ジワッとくる涙をこらえてそんな寂しさに耐えるしかないのです。人間的な深みがそこから生まれます。
親が年老いて行く姿を見るのも人間としての学びなのです。優しく大切にしてあげて下さい。
年齢を重ねてもカッコイイと評価された日本男女
「50代以上の女性がお手本にしたい有名人」という内容で、大和ネクスト銀行が調査した結果から紹介します。
日本女性のお手本1位はこの人
吉永小百合さん
1945年3月13日生まれ(72歳)
画像(この時70歳)をご覧あれ。これは文句のつけようがありません。女優さんはこうでなくっちゃね。
樹木希林さん、桃井かおりさん、中島みゆきさん、竹内まりやさん、
と続いています。「なるほどぉー!」という感じですよねー。
男性1位は誰もが知ってる人気者
男性は、
1位 タモリさん
2位 役所広司さん
3位 高田純次さん
という結果になったようですよ。
楽しませる、っていうのもオジさんが女性に評価される大切な要素みたいです。高田純次さんは大好きなキャラです。
日本のシニアはこの記事を参考にしましょう
性欲も若さを保つ重要な要素です。
フランス政府が公開した、セクシュアリティに関する600ページもの新報告書によると、50歳超の女性の90%が、現在も性生活があると答えています(また、30~49歳の女性の性交渉相手の平均人数は5.1。ちなみに男性は12.9)。
死ぬときに後悔すること25
いよいよ自分の肉体の人生が終わることになった時、人は何を後悔するのでしょうか。
以下の25項目をぜひ参考にして下さい。これこそ人生の大先輩たちの貴重な教えです。
この25項目がカブるシニアさん、山ほどいらっしゃるのではありませんか?
死ぬときに後悔すること25
01 健康を大切にしなかったこと
02 たばこを止めなかったこと
03 生前の意思を示さなかったこと
04 治療の意味を見失ってしまったこと
05 自分のやりたいことをやらなかったこと
06 夢をかなえられなかったこと
07 悪事に手を染めたこと
08 感情に振り回された一生を過ごしたこと
09 他人に優しくなかったこと
10 自分が一番と信じて疑わなかったこと
11 遺産をどうするかを決めなかったこと
12 自分の葬儀を考えなかったこと
13 故郷に帰らなかったこと
14 美味しいものを食べておかなかったこと
15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16 行きたい場所に旅行しなかったこと
17 会いたい人に会っておかなかったこと
18 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19 結婚をしなかったこと
20 子供を育てなかったこと
21 子供を結婚させなかったこと
22 自分の生きた証を残さなかったこと
23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24 神仏の教えを知らなかったこと
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
けっこう「ハッ!」とさせられますよね。
何度読み返しても、読むたびに違う角度から心に沁みる本だと思います。
『死ぬときに後悔すること25』から拾い出してみた
一般的にシニアに当てはまるのではないかと思える項目を上記の25から選んでみました。
健康について
01 健康を大切にしなかったこと
02 たばこを止めなかったこと
この2項目は共通しています。
私の父も兄も健康のために禁煙を選択しました。
タバコ止めないと死ぬぞ!って医者に言われてジタバタするくらいなら、今すぐ止めるのが賢い選択だと思いますが、いかがでやんしょう。
夢について
05 自分のやりたいことをやらなかったこと
06 夢をかなえられなかったこと
この2項目も共通してるかも知れませんね。
やりたいと思っていながらやらないと、シニアの時間は飛ぶように過ぎていきます。早め決断、早め実行、自分でやれば後悔にはなりません。
生き方について
08 感情に振り回された一生を過ごしたこと
09 他人に優しくなかったこと
怒りでキツい言葉を口にしない
優しくなる
今すぐできます。少しずつ実行して自分を慣らしてみたらどうでしょう。
これは周りを変える力もあると思います。
元気なシニアには共通点がある
好奇心、意欲、食欲、
若い人が食べきれないほどの量の食事が出されている中、ペロリと平らげちゃって、ビールもお酒も飲んだという90歳のスーパーシニアがいらっしゃるそうですよ。
真面目であること
誠実であること
感情が安定していること
愛があること
感情を素直に表現していること
自分を変えていく
自分が変わった時に周囲の変化を楽しむ
こんな時間を毎日過ごせたら、年を取るのが怖い、なんていう気持ちが入る隙は消えてしまうしかありません。
これからの人生をパワフルシニアとして生き抜くために、ひとつずつクリアーしていくっていうのもアリなんじゃあーりませんか!
まとめ
『年を取るのが怖い、と感じる初期は20代半ば~アラサー世代あたり』の皆さんは、パワフルシニアをお手本にしたらよろしいのではないでしょうか。
30年先、40年先をこんな元気なオジさんオバさんが活き活きと過ごしているのです。
まさにその現実が目の前にある。紛れもない最高のお手本です。
人は簡単には死なないし、そうそう悪いことも、頭の中で考えている程には起こらないものです。
自分の人生は大丈夫
そこを信じてみて下さい。実際大丈夫ですから。
その積み重ねで、年を取るのが怖いという意識はだんだん薄くなっていくと思いますよ。
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