いろいろ趣味をやってる人は多いと思いますが、自分にとっての趣味は何なのか?といったあたりは、考えていない人が多いかも。
今回は、趣味ってこんなものなんじゃないか、というのを考えてみました。
趣味はDNAの発現ではあるまいか
趣味は才能と大きく関わっていて、その才能は上から受け継がれていると思うんです。
両親が持っていた。
祖父母も持っていた。
同じものが自分の中にも流れている。
とまぁ多少大げさなのかもしれませんが、そう考えると何か1本通る感じがするんです。
結婚という形で、新たなDNAが入ることで、消えたり、新しくできたり、長い歴史をたどれば変化があるんじゃないでしょうか。
人は十人十色、きっと趣味も同じ
料理もそうですよね。
例えば、お蕎麦屋さん。
ひとつとして味が同じ、ということはありません。
少しずつ何かが違う。
麺だったり、具だったり、そばつゆだったり、それぞれの店の味があります。
いろいろな要素が絡み合って、その人の趣味を作っている。
だから、同じ趣味をやっていても、違った音や作品になるのでしょうね。
趣味は最高のサプリメント
味のある、っていう表現があります。
「あの人の歌は、上手というわけじゃないんだけど、何か味がある。」といった表現です。
ということは、何も達人になる必要もないんじゃないでしょうか。
味がある、と評価されてるということは、評価してくれてる人の心には届いてる、と私は解釈します。
私なら、もしそう言ってもらえたら、とても嬉しいです。
気持ちがポカポカしてきそう。
だって、それも感動の表現の一つだと思うから。
こんなふうに考えると、趣味って最高のサプリメントですよね。
上達の秘訣
何かと上手な人と比較しがちです。
私もかつてはそうだったかもしれません。
でも、すでに達人の域に達してる人と比較するのは、まったく持って意味がありません。
自分がそこまでいけるのか、いけないのか、どれくらい練習したらいいのか、そんな答えのないことに悩んでも、何も得るものはないと思うから。
地道にマイペースでコツコツ。
それで十分です。
おっと、マイペースっていうのは、怠けながらということではありませんよ。
自分としてはベストを尽くしている、というのが理想のマイペースです。
比較するなら自分と|それが基本
自分と他人はすべてが違います。
だから比較の基準にはなりません。
自分はいつも自分です。
いつも同じ。
だから基準に出来るんです。
調子がいい、悪い。
今日は気分が乗らない。
自分が基準なら、すべてを比べることが出来ます。
出来なかったことが出来るようになった。
「やった!できた!嬉しい♪」
これは間違いなく自分との比較です。
自分と比較しながら上達していく、というのが趣味上達の王道ではありますまいか。
趣味を生きがいにまで高める、という考察
シニアの趣味は、生きがいという位置づけが良い、と私は考えます。
この趣味ならあの人、というのを目指すんです。
技術で認められるもあり、味で認められるもあり、マイペースでやり込んでさえ行けば、味は出ますよね。
この趣味ならあの人、というレベルになれたら、もうその趣味があなた自身になる。
なかなかカッコイイ、ステキ♪
私もそうなりたいです。
趣味をやる最大の意味というか、最終目標をそこに置いてもイイかもしれません。