クラシックギターは指先に適当な滑りがないとつっかけたみたいになって音のタイミングがずれたりします。
大敵の一つが指先の汗。
指先の汗が乾くと、車のサイドブレーキでも引いたかのように指先がカックンカックンな動きにさせられちゃってしまうんですけれどもが。これがけっこうな不愉快さなんです。
今回は、クラシックギターを快適に演奏するために指先の滑らかさをキープするココロ、をお伝えします。
クラシックギターの指先をヌメヌメにしてくれるアイテムがあるよ
汗が原因で指先がカックンカックンになるのは、クラシックギターがナイロン弦だからだと思われます。ナイロン弦で一番太い3弦が分かりやすいというか、感じやすいです。
指先ヌメヌメの秘密兵器は馬油スキンクリーム
はい、使うブツはこれです。
[amazonjs asin="B0111B5B1E" locale="JP" title="ロッシモイストエイド 馬油スキンクリーム 220g"]
けっこうな容量が入っています。
中身はこんな感じ。
この容器、深さが5センチほどありまして、当然なのですが、使ってるうちに内容物の上面がだんだん下がってきちゃいます。
あるところから深くなると、爪の間にも入ってきちゃったりする。
爪の間に入ったのは掻き出さなきゃならない
いちいちこれは面倒。
という訳でこんな容器に移し替えて使っています。
[amazonjs asin="B003SJWRI8" locale="JP" title="ノンスリップ NS-200"]
この商品、本来は、「指紋が薄くなってページがめくれねー!」とか、「ペロッと指舐めてページめくるのヤだ!」とか、そんな方向けのニーズがある商品です。
が、私が気に入ったのは容器です。「これに馬油を入れたら携帯できるんじゃない?」と思った訳ね。
馬油スキンクリームは粘性が低めでユタユタと容器内で動き回る
馬油スキンクリームの中身ですが、固形なんだけど液体に近い粘性。ちょっと傾けて机の上でコンコンとやっただけで移動します。
ちょっと不注意で床に落としたりしたら、ドカべちゃっ!って集団で飛び出してしまいます。
だからいくらかしっかりした密閉性のある小さな容器が欲しかったんです。
それで上のノンスリップに「これだ!」となった次第なのです。
で、さっそくノンスリップの中身をスプーンで掻き出しまして、底と壁の90度は爪楊枝でホジホジして取りまして、またまたスプーンで馬油スキンクリームを投入したのがこれ。
クラシックギターの指先をヌメヌメにするよ、の画像詳細
画像詳細と言うにはチと大げさですが、、、こんなふうに指先に馬油スキンクリームを付けます。(あ、小指には付けませんよ。あとでアッ!とかならないようにね。)
で、左の手のひらでコネコネして弦にタッチする指の腹に広げます。
この後1分くらい時間を置いて浸透させてください。
これで気持ち良く弾けるようになりますよ。
携帯する時は輪ゴムで縛っちゃった方が良いと思う
ギターケースの中でパッカリ開いてた、なんてことになると悲惨ですから、こんなふうに固定すると良いと思います。
馬油スキンクリームはドラッグストアやスーパーでも手に入ると思います。
ノンスリップは文具屋さんですね。
【まとめ】
指先カックン防止にベビーパウダーを使ってるギタリストさんもいますよ。
いずれにしても指先がスルスルになってくれたら気持よく演奏が出来るので、よろしかったらお試しください。
もっと良い方法があるよ!っていう方はどうぞ私にご教示くださいませ。
それ用じゃないのをそれ用に使う
この発想はとーっても大事アルね!
ではでは、発想を楽しみつつ、アコギライフも楽しみながら毎日を過ごしましょう♪