クラシックギターの弦の選び方

ちょっとね、タイトルが恐れ多い感じもするのですが、選び方と言うよりは「決め方」と表現するのが正しいかも知れません。

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好みは変わる

いろいろな好みが年齢とともに変化します。
それは音も同じ。

フラメンコの激しさが好きだったり。
速弾きに憧れたり。
今は柔らかい音が好きだったり。

そんな変化を加味して、クラシックギターの弦の選び方を考えてみると、
「好みの変化に合わせて弦の選択も変化させましょう」
というのが答えになるかと思います。

 

私の場合のクラシックギターの弦の歴史

弦の歴史

サバレスのピンク

サバレスのピンクはるか昔、ギターを始めた頃はサバレスのピンクが好きでした。
といっても、これは単なる受け売り。ギターを始めるきっかけをくれた友人がサバレスのピンクを使っていた、というのが理由です。

後になって知ることですが、この弦は、1弦、2弦、3弦が特殊加工されてるみたいで(それがこの弦の売りなのかもしれませんが)、指で触れた時に摩擦音がするんです。
合奏だと目立ちませんが、ソロだと聞こえてしまう時があります。

オーガスチンのブルー

オーガスチンのブルー40代でまだギターをチョロチョロ触る程度だった時代は、オーガスチンのブルーを使っていました。ハイテンションの弦です。

なんの違和感もなく使っていましたが、ギター教室に通うようになってから柔らかい音に興味が湧いてきました。

先生が出す音が柔らかいのです。同時に指の運びが何ともスムーズ。的確に押さえます。さすが先生、と感心するばかり。
「自分も弦を変えたら少しは良くなるかも♪」という期待とともに、先生が使ってるというオーガスチンのレッドに変更するのであります。これはもう極々最近の話です。

オーガスチンのレッド

オーガスチンのレッドオーガスチンのレッドはノーマルテンションです。ブルーよりもタッチが優しい感じです。
印象はと言うと、
・押さえやすくなった
・弦が細くなった、かな?
・音は若干小さいような?

「そのうち物足りなさを感じるんじゃないかな?」なんて思っていたのですが、だんだん耳の方が慣れてきて、今は馴染んでいます。しばらくはこれでいこうと思っています。

タッチが柔らかくなったので、指の移動はスムーズになりました。これは狙い通りでした。

 

 

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クラシックギターの弦は種類もメーカーもたくさんあるんだけど

たくさんある中から自分と相性が合った弦を見つけるのはなかなか大変。
誰かが「コレ良いよ」って言っても自分に合ってるとは限らないし。

興味が湧いた弦は、ひとつひとつ弾いてみるのがベストだと思うのですが、ここにもクラシックギターの奥深さがありまして、ギターによっても弦の相性が変わってくるのです。

3つの要素で決めるのが最良の選び方かも

3つの要素とは、
・その時の自分の好みの音
・ギターとの相性
・どのメーカーのどの弦

です。(あくまでも個人的見解ですよ)

こだわるとキリがないので、適当なところで譲って手を打つ、そんな柔軟性もあった方が良いでしょうね。

それと、後々の参考にもなるので、いろいろな弦を試したときに、音や感触などの感想はメモに残しておくと良いですよ。

 

その後、ブルーとレッドの違いを再認識

「もしかしたら今ならブルーの再発見があるんじゃないか?」という思いがモヤモヤと頭の中で湧き始め、思い立ったら出来るだけ早く確かめたい!

張ってまだ間がないレッドをそそくさと外してブルーを装着。
以下が、やはり!の再認識です。
以前にもましてゴツさを感じる
レッドに比較して細かい音が拾えていないような
「カノン」を弾いてみたけど、やはり合わないような
そんな再発見になってしまいました。。。

今のところ自分にはレッド

ソフトでメロディアスなサウンドが好きなのですが、この私の好みとレッドはやはり相性が良いようです。

試したブルーは外して保管、という事になったのですが、雑念がひとつ消えたし、レッドの価値が分かったので、良かったかなと思っています。

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