小椋佳のNHKファーストコンサートは新鮮な衝撃だった
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小椋佳のNHKコンサート

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当時私は高3でした。
小椋佳さんに対する印象はというと、、、

東大出てる
エリート銀行員、らしい
歌詞が書けて歌もデキる

遠~くに住んでるデキる人。
NHKコンサートを観る&聞くまでは漠然とそんな印象でした。

小椋佳のNHKコンサートの動画を3つ紹介します。オンタイムで観た人には懐かしのフレーズがいっぱい出てくるので、当時の雰囲気に浸れると思いますよ♪
(再生時間が長いので、お時間のある時にゆっくり楽しんでみて下さいね。)

 

印象に残る小椋佳作品

 
道 草(小椋佳)

『道草』の歌詞はコチラ
 
ただお前がいい

『ただお前がいい』の歌詞はコチラ

当時高校生だった私には小椋佳さんの詩のセンスはなかなか響くものがありまして、「まっすぐに張った糸」とか「放物線の奇跡の上」とか、カッコよくてずっと心に残るフレーズがいくつかあります。

 

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心に焼き付いた強烈にして好印象な人間性

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知性をまとった吟遊詩人

ちょっとカッコ良過ぎる小見出しになっちゃってますけど、まさにそんな印象でした。
沖縄本島左上のタンコブみたいな地域に住んでいた少年の心にはそう映ったんです。

見た目はどっちかというとカッコ良くないんだけど、ほかがスゴかった。
そのギャップがさらに凄さを引き立てていました。

言葉は人なり

喋りがゆっくりで丁寧。
誠実さが自然と伝わる。
「僕の意志と無関係にちょっと膝小僧が揺れてたりしまして、、、」
「もともと顔とかスタイルに全然自信がないもんですから、、、」
「(出演するにあたって)覆面をさせてくれないかと言った」

会場から笑い声が。。。

なんか聴衆も品が感じられていいよねー。
「全然」という日本語が正しい用法で使われているのもステキです。

 

本当に頭の良い人、それを自然に感じさせる人

辞書みたいに詰まったボキャブラリーからヒョイと無造作に選んだかのような、
それでいて的確にカッコ良く深く表現できている、

もうそんなふうにしか感じなかったのです。
現代みたいに、ディスるなんて風潮は皆無でしたしね。
目上に対する尊敬も健在でした。

小椋佳は個性あふれる楽曲で女性のハートをガッチリ!

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なんか某テレビ番組のキャッチフレーズみたいになっちゃいましたが。。。

NHK以来、女性の小椋佳ファンもかなりいると思います。
見てくれなんてもう問題じゃない。
小椋佳の歌詞とメロディは女性の、いやいや、人間の感性を揺さぶったんですねー。

 

まとめ

「シクラメンのかほり」という小椋佳さんの名曲があります。
布施明さんも歌っています。

若い頃の私は布施明さんの「シクラメンのかほり」が好きでした。
アコギのイントロのアレンジがカッコ良くて、歌声も迫力があったからでしょうね。

小椋佳の本当の良さがわかってきたのかも

年齢を重ねるにつれて嗜好も変わるみたいで、ある時期から小椋佳さんの地味なサウンドが好きになり出しました。

ちょっと大変だったかな、みたいな人生を歩んで来て、
それなりにいろいろイタイ思いもしたりさせられたりしたので、心のひだ、っていうのが増えたのかも知れません。

50歳を超える頃には、自分の人生経験と相まって、さらに深く歌詞の内容が感じられるようになりました。これもきっと小椋佳の魅力なんでしょうね。

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